引越しや大掃除、実家の片付けなどで出てくるたくさんの不用品。「もう使わないし、まとめて捨ててしまおう…」なんて考えていませんか?
ちょっと待ってください!その不用品、捨てるのはまだ早いかもしれません。
不用品の処分には、大きく分けて「買取」と「回収」という2つの方法があります。この違いをしっかり理解していないと、「本当はお金になったはずなのに、お金を払って処分してしまった…」なんて、損をしてしまう可能性も。
この記事では、不用品処分のプロである「かいとりや本舗」が、「買取」と「回収」の決定的な違いから、あなたの状況に合わせた最適なサービスの選び方まで、誰にでも分かりやすく解説します。
最後まで読めば、もう不用品の処分で迷うことはありません。賢く、お得に、スッキリお部屋を片付けましょう!
その不用品、お金になるかも?「買取」と「回収」の境界線
まずは、一番大切な「買取」と「回収」の違いをはっきりさせておきましょう。違いはとってもシンプルです。
・買取:あなたがお金をもらうサービス
・回収:あなたがお金を支払うサービス
これだけです!もう少し詳しく見ていきましょう。
【不用品買取とは?】
「買取」とは、まだ価値のある品物、つまり「再利用(リユース)できる物」を業者に買い取ってもらうサービスです。
業者はお客様から買い取った品物をメンテナンスし、再販することで利益を得ています。そのため、品物の状態や年式、ブランド、市場での需要などによって査定額が決まります。
《買取の対象になりやすいもの》
- 製造年数の新しい家電
- 人気ブランドの家具
- 骨董品や美術品
- 使っていないブランド品
【不用品回収とは?】
一方、「回収」とは、値段がつかない物や、壊れていて使えない物を、処分費用を支払って業者に引き取ってもらうサービスです。
自治体の粗大ゴミ収集では捨てられないものや、自分で運び出すのが困難な大きな家具・家電などを、専門の業者が適切に処分してくれます。お客様が支払う費用は、品物の運搬費やリサイクル料金、人件費などに充てられます。
《回収の対象になりやすいもの》
- 壊れた家電や家具
- 汚れや傷がひどいもの
- 古いマットレスや布団
- 自治体で処分が難しいもの
▼買取と回収の違いまとめ▼
項目 | 不用品買取 | 不用品回収 |
お金の流れ | 業者 → あなた (お金をもらえる) |
あなた → 業者 (お金を支払う) |
対象の品物 | 再販できる価値のある物 | 値段がつかない物、壊れた物 |
メリット | 臨時収入になる | どんな物でも引き取ってもらえる |
デメリット | 値段がつかない物は対象外 | 処分費用がかかる |
このように、あなたの手元にある不用品が「再販できる価値があるかどうか」が、買取と回収の大きな境界線になるのです。
不用品買取のメリット・デメリット
では、具体的に不用品買取のメリットとデメリットはどんな点でしょうか?詳しく見ていきましょう。
メリット:思わぬ臨時収入に!
不用品買取の最大のメリットは、何と言っても「不用品がお金に変わる」ことです。
捨てるだけなら0円、もしくは処分費用がかかってマイナスになるところが、プラスになるのですから、これほど嬉しいことはありませんよね。
「大した金額にはならないだろう」と思っていたものが、数千円、数万円になるケースも珍しくありません。その臨時収入で、新しい家具の購入資金にしたり、ちょっと豪華な外食を楽しんだりと、生活に潤いが生まれます。
また、自分が使わなくなったものを、次に必要としている人へ繋ぐ「リユース」という形で手放せるため、環境に優しく、罪悪感なく手放せるのも精神的なメリットと言えるでしょう。
デメリット:値段がつかない物は対象外
一方で、デメリットは「すべての不用品を処分できるわけではない」という点です。
買取は、あくまで再販できることが前提のサービスです。そのため、以下のような品物は買取を断られてしまうことがほとんどです。
- 製造から5年以上経過した多くの家電製品
- 大きな傷、落ちない汚れ、破損がある家具
- ノーブランドの洋服や古いデザインの食器
- 使用済みの寝具やマットレス
出張買取を依頼しても、査定の結果ほとんどの品物に値段がつかず、結局また別の処分方法を探さなくてはならない…という二度手間が発生する可能性があることは、頭に入れておく必要があります。
不用品回収のメリット・デメリット
次に、不用品回収のメリットとデメリットを見ていきましょう。費用がかかるからこその、大きなメリットがあります。
メリット:どんな状態でも引き取ってもらえる
不用品回収の最大の強みは、その圧倒的な対応力です。
買取では断られてしまうような、壊れたタンス、古くて動かない冷蔵庫、シミだらけのカーペットなど、どんな状態のものでも基本的に引き取ってもらえます。
「これは何ゴミ?」「どうやって捨てればいいの?」と分別に悩む必要もありません。面倒な分別から、重たい家具の運び出しまで、すべてプロにお任せできるので、手間と時間を大幅に節約できます。
特に、引越し期日が迫っていて急いでいる場合や、大量の不用品を一度に片付けたい場合には、非常に頼りになるサービスです。
デメリット:処分費用がかかる
当然ですが、一番のデメリットは「費用が発生する」という点です。
料金は、回収する品物の種類や大きさ、量、作業員の人数などによって変動します。料金体系は業者によって異なり、「品目ごとに料金が決まっているプラン」や「トラックに積めるだけ積んで定額の積み放題プラン」などがあります。
そのため、事前に複数の業者から見積もりを取り、料金に納得した上で依頼することが大切です。また、残念ながら「無料回収」を謳って、後から高額な料金を請求する悪質な業者も存在するため、業者選びは慎重に行う必要があります。
【買取査定額UP】高く売れるものの具体例と特徴
「せっかくなら、少しでも高く買い取ってほしい!」と思いますよね。ここでは、特に高価買取が期待できる品物の具体例と、査定額アップのポイントをご紹介します。
製造5年以内の家電
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、電子レンジなどの主要な家電は、製造年式が新しいほど高値がつきやすくなります。
一般的に「製造から5年以内」が一つの目安と言われています。これは、メーカーの部品保有期間が関係していたり、新しいモデルほど省エネ性能や機能性が高かったりするためです。
【査定UPのコツ】
- リモコン、説明書、保証書などの付属品を揃える
- できる範囲でホコリや汚れを掃除しておく
- 動作に問題がないことを確認しておく
特に付属品の有無は査定額に大きく影響しますので、購入時の箱なども取っておくとベストです。
ブランド家具やデザイナーズ家具
カリモク、マルニ、無印良品、カッシーナ、ハーマンミラーといった人気ブランドの家具や、有名デザイナーが手掛けた家具は、古くても価値が下がりにくいため、高価買取の対象となります。
ノーブランドの家具は買取が難しいことが多いですが、デザイン性が高いものや、天然木材を使用した質の良いものであれば、買取してもらえる可能性は十分にあります。
【査定UPのコツ】
- キズや汚れが少ないほど高評価
- ブランドの刻印やシールが確認できること
- シリーズで揃っている場合はまとめて査定に出す
他にも、骨董品や美術品、楽器、オーディオ機器、ブランド食器、未使用のギフトなども専門性が高く、思わぬ高値がつくことがあります。「これはどうせ値段がつかないだろう」と自己判断せず、一度プロに見てもらうことをお勧めします。
「買取不可」と言われたものはどうする?賢い回収業者の使い方
ここまで読んで、「価値がありそうなものは買取に出して、値段がつかなかったものは回収業者に頼んで…って、なんだか面倒だな」と感じた方も多いのではないでしょうか?
その通りです。別々の業者に連絡して、日程を調整して、それぞれに対応するのは本当に大変ですよね。
そこでおすすめしたいのが、「買取」と「回収」を一度にまとめて行ってくれる業者を選ぶという、最も賢い方法です。
かいとりや本舗も、もちろんこの両方のサービスに対応しています!
買取と回収を同時に依頼するメリットはたくさんあります。
- 手間と時間がかからない
問い合わせも、訪問も、作業も一度で完結します。何度も業者とやり取りするストレスから解放されます。 - 処分費用を安く抑えられる(むしろプラスになることも!)
これが最大のメリットです。買取が成立した場合、その買取金額を回収費用から差し引くことができるのです。例えば、回収費用が15,000円、買取金額が20,000円だった場合、差額の5,000円があなたの手元に入ります。
不用品を処分できるだけでなく、お小遣いまで手に入るなんて、とてもお得ですよね。 - 価値を見逃さないプロの査定
経験豊富なスタッフが、一見価値がなさそうに見える品物の中からでも、買取できるものを見つけ出します。お客様自身で「これはゴミだ」と判断していたものに、思わぬ値段がつくことも少なくありません。
不用品の処分で損をしないためには、このように買取と回収の両方に対応でき、しっかりとした査定力を持つ業者を選ぶことが非常に重要です。
かいとりや本舗では、不用品の価値を最大限に見出し、お客様の負担を1円でも減らせるよう、最適なプランをご提案します。
「これって売れるのかな?」「まとめて全部片付けたいんだけど…」そんなお悩みがあれば、どんな些細なことでも構いません。まずはお気軽に無料お見積りからご相談ください!