家具の処分といえば地域の廃品回収が主流でしたが、最近では処分と言っても、ネットオークションやフリマアプリ、家具の買取サービスなど、捨てる以外の様々な方法がありますよね。インターネットの発達から、商品や状況にぴったりなサービスをチョイスできるようになり、家具の処分方法の幅がぐっと広がりました。
引っ越しや買い替えなど、不用品の対象になりやすい家具ですが、そんなに頻繁に売買されないという特徴があるんです。もしも、オークションやフリマアプリで大型家具を買取ってもらいたいとお考えなら、送料には特に注意が必要です!なぜなら大型家具の場合は、送料自体が1万円を超える場合もあり、その高額な送料を出品者と落札者のどちらが負担するかで、商品の金額は大きく変わってくるので、特有の難しさがあります。
そこで今回は、家具を処分しようと思い立ち、家具買取サービスを利用するなら知っておくと役に立つコツを3つご紹介します。
指定した日時に来て運搬してもらえる業者を選ぶ
もう古い家具なら、粗大ゴミとして処分するのも一つの手段ですよね。地域にもよりますが、サイズごとに指定料金があり、市区町村の指定する方法で料金を払い、引き取り依頼をする必要があります。ここまではスムーズに進んだとしても、指定場所までの運搬は自分でやらないといけないので、フローリングが傷つかないように毛布を敷いて、なんとかドアから出られても、目的地まではいろんな障害が待ち構えていて・・・それが大変なのは容易に想像がつきますよね。
マンションにお住まいでエレベータがないとしたら、もう一人で運ぶのは絶対に無理ですよね。それに、大きな家具は乗用車では運べませんし、車をお持ちでない方もきっと多いことでしょう。それに、もし一軒家だとして、目の前にリサイクルショップがあったとしても、女性やお年寄の一人暮らしでは家具を動かすこと自体が不可能という事もありますよね。
また、引き取り日時や時間の指定もできないので、お仕事の時間とかぶってしまうと、日程が合うまで数ヶ月かかることもあります。
その点、家具の買取業者はプロですので、引き取り時間を指定できる業者を選べば、希望の日時に自宅まで引取りに対応してくれるんです。元々家具を運ぶことを業の一つとしているわけですから、家具の運搬などお手の物なので、こちらも気兼ねなくお願いができますよね。
事前査定サービスで最も高値で買取ってくれる業者を選ぶ
家具の買取業者に来てもらえば良いとはいっても、ゴミに出すような古い家具の依頼は気が引ける・・・そんな必要はなく、家具買取業者の多くは、ちゃんと事前査定をしてくれますので心配は御無用です。業者にもよりますが、「家具の種類」「サイズ」「メーカー(わかれば)」「購入からの経過年数」などをドームや電話で伝れば、すぐに見積もりが受け取れます。
さらに、スマホで指定の角度から写真を撮って送ることで、より細かな査定をしてくれる業者もありますので、納得できる査定方法を選ぶことができます。ネット査定はもちろん無料ですから、大体の相場を知るためにも、事前査定を試して損はありませんよね。
専門知識のある業者に適正な価格で引き取ってもらう
古くても価値のあるヴィンテージ家具もあれば、綺麗に見えても値がつかない家具もあり、家具の適正価格ってわかりづらいですよね。さらに家具の価値というのは地域や業者によって大きく異なります。といいますのも、ゲームソフトや古本のように手軽に流通できない分、どうしても需要と供給のバランスに影響されてしますのです。
例えば、大塚家具の近隣では高級家具が供給過多で安く買い叩かれる一方、隣県では需要があって高価買取という話がありますが、象徴的ですよね。そして、家具買取業者も商売ですから、売れる見込みが薄い品を高価買取はできないので、どこが一番高値で買取ってもらえるかを見定めるには、いろいろな業者で査定してもらうことが1番です。
特にアンティーク家具は、査定が最も難しいといわれており、本当は価値があるのに、業者に専門知識がないと安く見積もられてしまうこともあります。アンティーク家具と思しき家具をお持ちの場合は、きちんと知識のある専門店に見積もり依頼することをお勧めします。
また、どんな家具であっても、悪徳業者では安く買い叩かれてしまいかねませんので、信頼できそうな大手の家具買取業者をいくつか選んで、査定してもらうことをお勧めします。
まとめ
さて、今回は意外と知らない家具買取の3つのコツについてご紹介しました。
- 指定した日時に来て運搬してもらえる業者を選ぶ
- 事前査定サービスで最も高値の業者を選ぶ
- 専門知識のある業者に適正な価格で引き取ってもらう
ネットオークションやフリマアプリなどを使えば、より高値で売ることもできるかもしれませんが、家具が大きければ大きいほど、時間と手間がかかるので、トータルで考えると家具買取サービスが一番だと言えるでしょう。
愛用した家具を捨ててしまうより、買取りに出して次の方に使ってもらうことは環境にも家具のためにも良いことです。物言わぬルームメイトだった家具たちを、できることならば不用品として処分してしまわず、第二の人生を送らせてあげたいですよね。